第7回伊豆市を彩る(色撮る)写真コンテスト2016 入賞作品【長口宮吉賞1点&各大賞9点】

第7回伊豆市を彩る(色撮る)写真コンテスト2016の審査が終了し、先日表彰式をラフォーレ修善寺で行いました。審査員長の選評とともに、各作品をご紹介します。

審査員長総評

本年も県内外から多数のご応募を頂き有難うございます。当写真コンテストも第7回となり、「一年の季節の巡りを5色の色彩をメインテーマとして表現する」、その趣旨が応募頂く方々に大分浸透した様子で、各季節が織りなす多様な現象と撮影時の天候やその時の状況を活かし、その現場で撮影者が受けた印象作画意図がハッキリ伝わる作品が多く見られたことは収穫です。

インクジェットの自家プリントも初期の数年に比べ格段に出力精度が上がっています。特記は本年新設のスポーツ賞、サイクルスポーツを中心にイメージ豊かなショットが集まり選考のし甲斐がありました。

(審査員長:写真家 山口高志)

長口宮吉賞

長口宮吉賞『夕刻の雲』

長口宮吉賞『夕刻の雲』

作品名 : 夕刻の雲
色 : 青
撮影者 : 笹川 広
撮影地 : だるま山高原レストハウス
審査員長選評

日没間際の残照に浮かぶ優美な富士山と夕照を受け鮮やかに染まる多重の離れ笠雲の、又と見られぬ見事な共演です。発色も申し分ない上に山越え気流に乗って富士山から離れ行く笠雲の動感が伝わる、バランスの良い画面構成が際立ちます。

伊豆市長賞

伊豆市長賞『夜の激走』

伊豆市長賞『夜の激走』

作品名 : 夜の激走
色 : 青
撮影者 : 吉田 宏
撮影地 : 日本サイクルスポーツセンター
審査員長選評

人の気配が途絶えたバンクに乾いた響きを上げ練習に励む緊張と静寂が伝わります。バンク手前側に余裕を持たせたフレーミングが好判断で、疾走感を表すと共に選手の息遣いが聞こえそうな臨場をもたらしました。ヘルメットと窓の光のクロスも効果です。

伊豆市観光協会長賞

伊豆市観光協会長賞『夏の輝き』

伊豆市観光協会長賞『夏の輝き』

作品名 : 夏の輝き
色 : 緑
撮影者 : 佐野 重長
撮影地 : 土肥海岸
審査員長選評

対象そのものがフォトジェニックであるため、土肥の花火の佳品が多く寄せられました。中で、町の灯りと夜空との空間バランスがよく、闇に流れる花火の軌跡に余韻が籠もっていたのが本作品です。夜の浜で眺めている臨場があります。

審査員特別賞

審査員特別賞『冷厳の森』

審査員特別賞『冷厳の森』

作品名 : 冷厳の森
色 : 緑
撮影者 : 鈴木 美喜男
撮影地 : 西天城 手引頭
審査員長選評

天城山系随一と思われる、堂々とした大ブナの佇まい力強さを良く引き出しています。撮影時の状況もタイトルに相応しく、霧に巻かれて対立するブナの存在感を盛るとともに、梅雨寒の山の幽玄感を醸しています。

青の大賞

青の大賞『秋の駿河湾と富士山』

青の大賞『秋の駿河湾と富士山』

作品名 : 秋の駿河湾と富士山
色 : 青
撮影者 : 黒田 敏夫
撮影地 : 伊豆市大久保の136号線
審査員長選評

カメラ位置、眼下に広がる駿河湾を見下ろすアングルが絶好です。勿論、賞に冠した爽やかで透明性の高い青の発色も魅力で、潮目境の繰り返しのグラデーションと静かな海原の波を切って沖に向かう漁船が富士山までの遠近を盛っています。

緑の大賞

緑の大賞『新緑道』

緑の大賞『新緑道』

作品名 : 新緑道
色 : 緑
撮影者 : たるみかずお
撮影地 : 日本サイクルスポーツセンター
審査員長選評

画面一杯に広がる鮮やかで軽快な若緑に染まりそうで気分壮快となる映像です。急坂を登ってくるサイクラーを望遠レンズ特有の距離の圧縮効果(実際は相当距離が隔たっている)を活かし、間近く見せた画面処理が見事です。

紅の大賞

紅の大賞『お客さん寒いから中に入って?』

紅の大賞『お客さん寒いから中に入って?』

作品名 : お客さん寒いから中に入って?
色 : 紅
撮影者 : 松浦 晃司
撮影地 : 修善寺温泉街
審査員長選評

徐々に背景のトーンが暗さを増す温泉街の店先をシンプル且つスッキリとフレーミングして、紅を際立たせた見せ方の巧みなスナップショットです。画面外の人物とのやり取りが窺える売り子さんの表情もリアルです。

黄金の大賞

黄金の大賞『サンセットダンス』

黄金の大賞『サンセットダンス』

作品名 : サンセットダンス
色 : 黄金
撮影者 : 勝呂 拓也
撮影地 : 土肥(屋形海岸)
審査員長選評

実に詩的で思わず目が和んでしまいます。浜辺に注ぐ河口に掛かる橋をステージに、愛らしくステップするシルエットが自然です。背景の夕映えもこのファンタジックな映像シーンを盛り上げるにピッタリです。

白の大賞

白の大賞『厳冬の朝』

白の大賞『厳冬の朝』

作品名 : 厳冬の朝
色 : 白
撮影者 : 筒井 章
撮影地 : 修禅寺
審査員長選評

富士山の右手に競る尾根の様子からだるま山高原キャンプ場付近からの光景でしょうか。見事なエビの尻尾状に付いた霧氷から駿河湾越しに吹き上げてくる季節風の強さが覗えます。スッキリした大気の透明感、富士の上に掛かる帯状の巻雲が一層画面を引き締めました。

スポーツ賞

スポーツ賞『浜トレ』

スポーツ賞『浜トレ』

作品名 : 浜トレ
色 : スポーツ
撮影者 : 石黒 敏也
撮影地 : 土肥海水浴場
審査員長選評

高積雲が覆う雲間から漏れた光芒がサーチライトのように渚を輝やかせる。その渚を精悍な姿態の男性が素足で駆け進む。画面の両サイドから強い輝きを放つ海面を挟むように伸びるシルエットの突堤が引き締め効果で、男性の軽快な走りを助長しています。

佳作・各協賛賞

その他の入選作品(佳作・各協賛賞)に関しては、下記の関連情報のリンク先をご覧ください。

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