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伊豆市観光情報巡り歩く観光スポット巡る・歩く蔵ギャラリーみつはし ~藍染体験と『修善寺竹絞り』~

蔵ギャラリーみつはし ~藍染体験と『修善寺竹絞り』~

伊豆市の名滝『旭滝』や、ビール醸造所『ベアードブルワリー修善寺』の近く、修善寺地区の大平にある『蔵ギャラリーみつはし』さん。

 

120年ほど前に建てられた蔵を、藍染を中心とした染物作品のギャラリーに改装されており、蔵の中は、数々のオリジナル作品が展示されています。

どっしりした扉があくと、蔵の中には様々な技法で染められた、みつはしさんの作品が展示されています。

藍染はもちろん、薄い緑色のワサビ染め、ピンク色の紅花染め、黄金色のたまねぎの皮染め(!!)など、草木由来の染物作品がたくさん。

 

また、隣にある体験工房では、予約制で染物体験ができます。

ハンカチ・手ぬぐいなら30分~1時間ほどあれば体験ができるので、伊豆観光の思い出に藍染体験はいかがでしょうか。

ひとつとして同じ模様はない、三橋さんの作品

ひとつとして同じ模様はない、三橋さんの作品

深みのある柿渋染のハンチング帽

深みのある柿渋染のハンチング帽

紅花染め・ワサビ染・玉葱の皮染など、草木染の作品も

紅花染め・ワサビ染・玉葱の皮染など、草木染の作品も

海外からの注文もあるという『修善寺竹絞り』の日傘

海外からの注文もあるという『修善寺竹絞り』の日傘

藍の原料となる『すくも』は四国から取り寄せている

藍の原料となる『すくも』は四国から取り寄せている

三橋さんの藍染は『天然灰汁発酵建て』という、本藍染(正藍)の方法で染められています。

タデアイという植物を発酵させた、藍の原料となる『すくも』と、灰汁・石灰・ふすま・酒など、天然の原料を発酵させて染液をつくっており、科学的なものが使われていないので、蔵ギャラリーみつはしで作られている染物は、赤ちゃんや小さなお子様も安心して使うことができます。

1年ほど経って染められなくなった染液は、材料のすべてが天然素材ということで、畑に撒いて肥料にするなど土に返すことができ、いっさい無駄にならず究極のエコと言えます。

 

三橋さんに話を聞いて初めて知ったことなのですが、この『天然灰汁発酵建て』で作られた藍染は『色落ち・色移りしない』ということ。

デニムジーンズなど、私たちの身近にある合成染料の藍は色落ちするイメージがあったので、これは目からウロコでした!

三橋さんオリジナルの技法『修善寺竹絞り』

こちらは5mの大作!『修善寺竹絞り』

こちらは5mの大作!『修善寺竹絞り』

宇宙を思わせるような、不思議な紋様

宇宙を思わせるような、不思議な紋様

甕によって、微妙に色合いが異なる藍

甕によって、微妙に色合いが異なる藍

三橋さんが考案した技法『修善寺竹絞り』は、折りたたんだ布を2本の竹板ではさみ、糸やひもで固定してから染める方法です。

好みの色に染まるまで、染液につけては空気さらして発色させるのを繰り返して出来上がるのですが、その藍色と模様は何とも言えない深みがあり、宇宙を表現しているようにも見えます。

 

「藍建てがうまくいったとき、表面が鏡のように輝く瞬間があって、それは本当に美しいんです」と、目を輝かせておっしゃっていた三橋さん。

藍に対する情熱と、地元の自然環境を愛する気持ちから生まれた『修善寺竹絞り』。

合併して伊豆市になった後も、旧『修善寺町』の名前を使って残していきたい、との思いから命名したそうです。

工房の裏手に広がる自然はホッと癒される

工房の裏手に広がる自然はホッと癒される

藍染め体験教室ご案内

ビー玉を使った『絞り』の作業は小さな子供も楽しめる

ビー玉を使った『絞り』の作業は小さな子供も楽しめる

ビー玉・ビーズなどを使って、お好みの『絞り』を施したあと、染めていきます。

教材は、すぐに染められるよう準備してありますので、気軽にご参加ください。

【開催日時】 毎週火曜日・木曜日 10時~16時まで間で、都合の良い時間にご予約下さい

※他の曜日をご希望の方はご相談ください

※受講時間は、染める材料により異なります 

【受講料】材料費・税込

Tシャツ 4,500円 2時間程度

ストール 3,500円 2時間程度

ハンカチ 1,500円 1時間程度

手ぬぐい 2,000円 1時間程度

その他、のれんなども準備しております

また、ご自身で染めたい材料があれば、天然素材なら対応出来ますので、ご相談ください。

【持ち物】 ビニール手袋 エプロン

この看板のある路地を入ります。

この看板のある路地を入ります。

【ご予約・お問い合わせ】 蔵ギャラリーみつはし

[電話]0558-72-4067 [携帯電話]090-8546-9861

[住所] 伊豆市大平609

修善寺道路・大平ICを降りて、国道136号線を下田方面に。

ミニストップを過ぎて100m先の左手に看板があります。

東海バス『旭滝口』バス停より徒歩7分

◆名滝『旭滝』や、ビール醸造所『ベアードブルワリー修善寺』の近くにあるので、染物体験の後の布を乾燥させている間に、見学ツアーを楽しむのもオススメ!

 

修善寺温泉にあるギャラリー『カルノ造舟』にも、三橋さんの染物作品が展示・販売されています。

[カルノ造舟 電話] 0558-99-9006

蔵ギャラリーみつはし 地図


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藍には蛇避け・防虫・防臭・抗菌効果があり、肌に優しく色落ちしないことから奈良・平安のころから農作業などの衣服に使用され重宝されてきました。

 

古来からの藍染は植物や自然の原料からできる染料で、使えなくなった染液も土に還すことができるので、最近注目されている『ボタニカル(植物の力を生活に取り入れる)に通じるものがあり、これから天然の藍染にスポットが当たって、もっと普及していくといいな。

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