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伊豆半島ジオパーク

伊豆半島ジオパーク推進協議会

ジオパークとは、簡単に言ってしまうと『大地の恵みを物語る場所(公園)』のこと。
日本で唯一フィリピン海プレートにのっている伊豆半島。
南からやってきた島が日本列島に衝突したことで、本来なら海底にあるはずの海底火山の地層が地上に押し上げられ姿を現し、更にその後の火山活動で『火山の上に火山が重なった』とても珍しい(そしてすごい!)場所です。
しかし、世界的に見て珍しい場所であっても、住んでいる私たちにとっては当たり前の風景であり、その成り立ちまで知っている人は多くありません。
地形・地質と、それによる文化・歴史・産業などの面から自分の住んでいる伊豆半島について知ることで『環境保全』や『地域活性』だけではなく『防災』に役立つこともあるんですよ。

 

「南から来た火山のおくりもの」

http://izugeopark.org/→伊豆半島ジオパーク構想(伊豆半島ジオパーク推進協議会)

伊豆半島の歴史は地層などの証拠などによって約2000万年前までたどることができます。
約2000万年前、伊豆は本州から数百km南にあった海底火山群でした。フィリピン海プレートの上にできた海底火山や火山島はプレートとともに北に移動し、やがて本州に衝突して現在のような半島の形になりました。約60 万年前のできごとです。
半島となった伊豆半島では約20万年前まで陸上のあちこちで噴火がおき、天城山や達磨山といった伊豆半島の骨格を形作る大型の火山ができました。
これらの大型火山の活動が終わると、日本には数少ない単成火山群の活動がはじまり、現在は「伊豆東部火山群」として活火山のひとつとなっています。また、プレートの動きは、今も伊豆の大地を本州に押し込み続けていて、地殻変動によりさまざまな地形を形作っているのです。
こうした二重三重の地質学的特異性が、多くの美しい景観や温泉を有する伊豆の大地を形づくったと言え、日本や世界のどこを探しても同種の例を見ない、地球上の特異点とも言える場所なのです。

旭滝
旭滝
白鳥山
白鳥山

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