第8回伊豆市を彩る(色撮る)写真コンテスト2017 入賞作品【長口宮吉賞1点&各大賞10点】

第8回 伊豆市を彩る(色撮る)写真コンテストは、応募作品400点近くにおよび、厳正な審査の結果、長口宮吉賞をはじめ、全31点の入選作品が発表され、表彰式が行なわれました。
入選作品は、伊豆市内各所をはじめ、市外数か所で写真展示が行われます。

審査員長の選評とともに、各作品をご紹介します。

審査員長総評

 第8回目の審査を無事務める事が出来ました。多くの応募作品をお寄せ下さった皆様に重ねてお礼申し上げます。

回を重ねるごとに徐々に県外の方々からの応募が増えているのも嬉しく有難く思います。振り返ると撮影地とその対象やモチーフもかなり変わって来ている事が実感されますし、インクジェットプリントの出力、仕上げが随分向上しています。自身も時折伊豆市域に撮影で訪ね、かなり細かな所まで知った気でいますが、この度の審査でもこの様な場所、光景があったのかと再認識するシーンとの出会いがありました。次回の出会いに新たな期待を込めるとともに、応募作品の増加を心待ち致します。

 

(審査員長:写真家 山口高志)

長口宮吉賞

星空降る西伊豆スカイライン

星空降る西伊豆スカイライン

作品名 : 星空降る西伊豆スカイライン
色 : 青
撮影者 : 斎藤 敏雄
撮影地 : 西伊豆スカイライン土肥駐車場
審査員長選評

おそらく、色温度を少し低い数値に設定し、画面の青味を増したプリント仕上げと思います。その効果がさり気なく自然で、流れる星の軌跡や駿河湾越しの街あかりと調和して、幻想に満ちた映像空間を現出しました。下部の街あかりも目を引く良いポイントです。



伊豆市長賞

星空へ導く

星空へ導く

作品名 : 星空へ導く
色 : 青
撮影者 : 大石 良則
撮影地 : 日本サイクルスポーツセンター
審査員長選評

  星空をモチーフとした撮影では無限に広がる広大さや幻想感を如何に伝えるかが大切で、単に夜空を写しただけではその広がりが伝わりません。メタリックで宇宙ステーションを思わせる、伊豆ベロドロームの上空に掛かる天の川を対比して、果て無く広がる夜空の神秘感を盛った演出が映えます。

伊豆市観光協会長賞

黄金に彩る

黄金に彩る

作品名 : 黄金に彩る
色 : 黄金
撮影者 : 筒井 章
撮影地 : 伊豆市大沢
審査員長選評

 デジタルカメラが主流となり、表現が各段に進歩し豊かとなったのが夜景と星空の分野です。流れた星の軌跡から10分程の露光と思います。富士の中腹に掛かる薄雲が街あかりに染まり、聳える富士の浮遊感を盛りました。8合目付近には登山者のライトが滲み晩夏の気配が濃厚に漂っています。

審査員特別賞

夜明けに彩りを添えて

夜明けに彩りを添えて

作品名 : 夜明けに彩りを添えて
色 : 紅
撮影者 : 福中 綾子
撮影地 : 金冠山
審査員長選評

 駿河湾越しの東の空は曙色に染まり、青みの乗った帯状の雲が富士の中腹を巻いている。暗暗とわだかまる金冠山の尾根を背景に、一閃のストロボ光に濃艶な色合いのヤマツツジが妖しく浮かぶ。静寂と強烈なインパクトの対比に引き込まれます。

 

青の大賞

元旦のベロドローム

元旦のベロドローム

作品名 : 元旦のベロドローム
色 : 青
撮影者 : 加藤 泰平
撮影地 : 日本サイクルスポーツセンター
審査員長選評

 大盃を伏せたようなべロドロームの青屋根と遠くに聳える白雪の富士。色彩の対比に加え、青屋根の円やかさと三角形の優美な富士との形状を対比した画面構成がアイディアです。願ってもない快晴の元旦の清浄な大気感も伝わります。

 

緑の大賞

天城300年の森

天城300年の森

作品名 : 天城300年の森
色 : 緑
撮影者 : 鈴木 美喜男
撮影地 : 東天城
審査員長選評

 天城縦走路の木々が最も瑞々しい緑に覆われる、初夏から梅雨期にかけての情趣を的確に表現されています。森の広がりが自然な遠近で伝わりますし、画面の中央下部に覗かせた水溜りの木々の投映が適度な陰影と画面の引き締め効果となっています。

紅の大賞

サンタが来た

サンタが来た

作品名 : サンタが来た
色 : 紅
撮影者 : 永田 勇
撮影地 : 日本サイクルスポーツセンター
審査員長選評

 抜けるような快晴の冬空に真っ赤なサンタが映えます。青空との境界に小さく覗かせた富士が目を引くスポット効果として働いています。この気分爽快な光景を見るとサンタは煙突からでなく、ジャングルジムを飛んで来るのかも。何れにせよ、高いところから遣って来るのでしょう。

黄金の大賞

落葉の頃

落葉の頃

作品名 : 落葉の頃
色 : 黄金
撮影者 : 黒田 敏夫
撮影地 : 狩野川記念公園
審査員長選評

 通例、写真は見せる。が、このショットは読ませると云いますか、イメージをかき立てるうまいスナップです。快晴の空を区切る大銀杏。やや遠くから堤防を仰ぎフレーミングして、一見係わりなさそうに小さく覗かせた一対の男女。単に通りすがりでも有るような、なさそうな。

白の大賞

連動波見いいる

連動波見いいる

作品名 : 連動波見いいる
色 : 白
撮影者 : 鈴木 常雄
撮影地 : 伊豆市八木沢海岸
審査員長選評

 本作品を目にした瞬間、北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が思い浮かぶとともに、磯を埋め尽くす大きな丸石が荒波に揉まれ轟かせる、八木沢海岸の豪快な波音の記憶を思い起こします。夢中でシャッターを切る臨場が画面に反映されています。

自転車賞

レースの駆け引き

レースの駆け引き

作品名 : レースの駆け引き
色 : 自転車
撮影者 : 若林 茂
撮影地 : 伊豆ベロドローム
審査員長選評

 画面を遮るように大写しとなったレーサーと背後のレーサーとの緊張に満ちた切迫、画面を横切る瞬間の物を裂くような硬質な風音が画面から伝わります。高速連写のワンショットと思われますが絶妙なタイミング。流れたレーサー越しに覗くピンポイントのヘッドギアが光ります。

伊豆旅人賞

万灯会

万灯会

作品名 :万灯会
色 : 黄金
撮影者 : 吉田 宏
撮影地 : 修禅寺
審査員長選評

 人気のない修善寺境内に並べられた灯火がレンズに向かって静静と歩んで来るような進出を感じます。背景の建物から漏れる灯りとのバランスも程よく、万灯会の行われる湿潤な夜気の気配や闇のおちこちから起こる、心地よい虫の音が届くような静けさに包まれた映像です。

その他の入選作品

その他の入選作品(佳作・各協賛賞)に関しては、下記の関連情報のリンク先をご覧ください。

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