今回のサイクリングモデルコースは風光明媚な「土肥」地区にやってきました!!今回は初心者の方も楽しめる勾配のなだらかな約15kmの半日サイクリングコースです!!
スタート地点は早咲きの桜が満開の松原公園です。(1月上旬~2月上旬が見頃)
海を横目に、国道136号線を走り抜けていきます。
天気の良い日は、駿河湾を臨む富士山の絶景が楽しめるルートです!!
夕陽の見事な「サンセットブリッジ」を通過し、「八木沢トンネル」手前で右側の海沿いの道へ入っていきます。
八木沢の海沿いは駿河湾を臨む富士山を拝むことができる絶景スポットです!!
本日の天気は曇っていたため、残念ながらうっすらとしか見えませんでした(写真左)が、晴れた日にはご覧のように(写真右)絶景を愉しむことが出来ます。
土肥名産ところてんのお店「盛田屋」さんへ。お土産も豊富ですが、店先での飲食もできます。
歯ごたえがしっかりしていて美味しいところてんは、定番の三杯酢や黒蜜きな粉で味わうことが出来ます!!(各¥300)黒蜜きな粉はソフトクリームのせもあります♪(プラス¥50)
「盛田屋」https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?c1=4&c2=1&aid=3&pid=3264
土肥は、かつて金山の町として栄えました。「土肥金山」では、土肥の金鉱の歴史を電動人形により当時の人々の生活と共に学ぶことが出来ます。日本一の金塊に触れることの出来るパワースポットとしても人気です。
土肥は共同浴場が点在していることでも人気です!!共同浴場は気軽にふらっとどなたでもご利用頂けます。(タオルなどはご持参下さい。)
サイクリングしながら温泉巡りも良いですね♪
「土肥神社」に到着です。数本の巨木が佇むこの地は神秘のパワーに触れられるような気がします。
その神秘の一つに「木樹の間潜り」があります。御神木の「槙の木」枝が隣の御神木「楠の木」と一体になり結び合っています。大変に珍しく、ちょうど鳥居の様にも見えます。
人々は此の木と木の間を潜ると御神木の霊気により、縁結び・夫婦和合、学業成就、商売繁盛、身体健全、厄難消除、心願成就など不思議と良いことが起こるといわれています。
「土肥神社」
山門入口に聳える樹齢千年余の楠の大木は県指定天然記念物です。また、ここは土肥温泉発祥の地でもあります。金山採掘中、病気平癒祈願の住職の願いが叶い、坑道より温泉が湧出、入浴したところ病気平癒した故事が残される土肥温泉発祥の湯となっている「まぶゆ」があります。「まぶ」とは坑道のことで別名「医王泉」「鉱山の湯」「砂金風呂」とも呼ばれています。
「安楽寺~まぶ湯~」
伊豆市土肥支所と土肥小学校の間のわき道を入っていくと、「清雲寺」があります。
市指定の文化遺産「日蓮聖人一代記額絵」は、日蓮聖人一代記の概要をわかりやすく描いた板絵額です。明治23年11月、日蓮宗門篤志家の賛助により奉納されたもので、作者51歳の作といわれています。板絵は90枚にも及び、板の上に和紙を盛り上げて立体感を出すなどの手法をこらした肉筆彩色画で、大型の額の中でも傑出した作品といわれ、檀家はもとより多くの人々に親しまれています。
「清雲寺」
「旅人岬」に到着。岬からは180度以上のパノラマが拡がり、日没時は海越しの夕日を臨む絶好のポイントとなっています。(写真右下)
再び、土肥中心部へ。
勾配を過ぎ、漁港周辺まで戻ってきたところに、共同浴場「弁天の湯」を発見!!疲れた体も癒される良質な温泉です。なんと露天風呂付きです。
「弁天の湯」
土肥をこよなく愛した旅の歌人「若山牧水」は数多くの旅歌と紀行文を残しました。彼は最初に訪れた土肥を気に入り、そこから各地を放浪し、数々の歌を残しました。
松原公園には「若山牧水」の像があり、海を見つめ佇んでいます。当時の牧水もこんな風に歌を詠んでいたのでしょうか・・・。
今回は所要時間の目安は約2時間半となっていますが、名所見学や入浴など含めると一日満喫できる充実コースとなっています。お仲間と、恋人と、ご家族で・・・潮風を背に、絶景サイクリングを是非お楽しみ下さい!!
「磯料理 さくら」は地元でも人気の駿河湾で獲れた新鮮な海産物を味わえるお店です。メニューも豊富です!!
「磯料理 さくら」