上白岩遺跡

縄文時代中期から後期の複合遺跡で、配石遺構は、環状列石、帯状列石、石組に分類できます。
環状列石は、大きな石や長い石を中央に置き周囲を頭の大きさくらいの石で囲んだもので東海地方での完全な形での初めての出土でした。
古代人がなぜこのような石を円形に並べた環状列石(ストーンサークル)を造ったのかは謎。
祭事を行なったあとではないか、また大規模な墓の集まりではないかとの説が有力。
また、4基の住居址と土媾郡(墓と考えられている)も出土しています。
この遺跡は、全国的にも貴重なもので、狩猟文化や農耕生活を物語る集落群などの複合遺跡。

※駐車場は伊豆市資料館の駐車場をご利用ください。

基本情報

住所
〒410-2502 静岡県伊豆市上白岩425-1
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