修禅寺 奥の院

温泉場より、いろは道をたどり、約5㎞西へ行った湯舟集落にあります。
正覚院ともいい、延暦10年(791)に18才の空海が修業をした所といわれています。
石段を上がったところに駆篭の窟という岩の洞があり、岩壁にかかる阿吽の滝の飛沫をかぶる弘法大師像と降魔壇という修行石があります。
この地に天魔地妖が多く出て修行の妨げとなり、住民をも煩わせるので、天空に向かって大般若経の魔事品を書き、岩谷に封じ込めてしまったといわれています。
4月20日~21日の春季弘法忌には大師像を修禅寺より御輿で運びここに1日安置する「お上りお下り」という行事が行われています。
また、2015年再建された護摩堂では、毎年冬至の日に、真言密教の行事「星まつり」が行なわれます。

基本情報

住所
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺2940-1
定休日
なし
料金
無料
駐車場の有無
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