横瀬八幡神社

横瀬八幡神社は、旧修善寺村の氏神として古来より厚く尊崇されている神社で、祭神は不詳、相殿(あいどの)は鎌倉二代将軍・源頼家公です。
元々は現在の場所より200mほど東側にある月見ヶ丘にあり、2体の古像がまつられた旧祠でしたが、のちに現在の場所に社殿を建立し、源頼家公の束帯(そくたい=公家の正装)の立像を作り、廟(みたまや)とし、八幡と称しました。
境内には、頼家公の母・北条政子の悪病平癒の伝説を持つ『孔門石(紅門石)』または『玉門石』と呼ばれる、女陰の石尊がまつられており、女性特有の病や子宝開運のご利益があると言われています。
祭礼は毎年10月19日(またはその近くの日曜日)に行われています。

横瀬八幡神社の狛犬さんは、一般的な狛犬と形が異なっており、カエルやナマズのような風貌をしています。
台座には『奉納宝暦十三年十一月吉日』とあり、1757年に奉納されたことがわかります。
この狛犬は、当時の石工が狛犬を見たことがなかったため、口伝のみの想像で彫られたものと言われています。
とてもとぼけた顔をしたかわいい狛犬ですので、ぜひ立ち寄って実物を見てみてください。

基本情報

住所
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺256
定休日
なし
料金
無料
駐車場の有無
駐車場の台数
1台
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