伊豆箱根鉄道修善寺駅より車で5分ほどの県道12号沿いに、浅草の蕎麦の名店「浅草じゅうろく」の流れを汲む蕎麦が食べられる『浅草じゅうろく修善寺はなれ』が開店しました。

　そば粉は香りが強くより蕎麦の風味を感じられる国産在来種・石臼挽きを使った二八そば。薬味はわさびと胡麻のみ。わさびはもちろん地元伊豆産の高級品種の真妻を使用しています。

　噛み応えがしっかりしていて、口の中に入れると蕎麦の香りが広がり、わさびの爽やかな辛みと胡麻の風味が香ばしい。煮込んだ田舎そばが主流の中伊豆地区では、なかなかこんな蕎麦には出会えません。

薬味はシンプルにわさびと胡麻

限定メニューの天せいろは売り切れ必至

　蕎麦への強いこだわりはあるが、本店の「浅草じゅうろく」のような高級店ではなく、気軽に来店できる「普通の、うまい蕎麦が食べられる蕎麦屋」の極みを目指している、とオーナーはおっしゃいます。

 　修善寺はなれでは蕎麦以外に、本店にはない「蕎麦屋のカツカレー」もメニューに登場したり、伊豆ならではのメニューの、狩野川鮎の甘露煮が一本まるごとのった『狩野川鮎蕎麦』や『原木しいたけ蕎麦』など、バリエーションも色々。 季節限定のメニューもあるので、いつ来てもメニュー選びに迷いそうです。

　伊豆は自然豊かで海も山も温泉もあり、美味しい水が豊富で空気もきれい。修善寺や天城湯ヶ島などの伊豆市の温泉地によく訪れているオーナーは、大好きな伊豆の地でみんなに美味しい蕎麦を食べてもらいたいという思いが「浅草じゅうろく修善寺はなれ」を開くきっかけとなったそうです。

「普通の」美味いお蕎麦を食べに、伊豆までぜひお越しください。

窓の外のほっこりとした田舎の風景を見ながら蕎麦を楽しむ

店名「じゅうろく」の由来は二八＝16

浅草じゅうろく修善寺はなれ　詳細