小説『檸檬』で知られる作家・梶井基次郎(かじい もとじろう)は31年の人生で20篇あまりの作品を残しました。生前は日の目を見なかった梶井作品が、死後次第に認められ評価されたのは、「珠玉の銘品」と称される小説そのものの魅力と、彼の友人たちによる後押しがあったからにほかなりません。
1日目の3月6日(土)は、今年で生誕120年の「梶井基次郎 湯ヶ島檸檬忌」では、彼の足跡が色濃く残る大阪と松阪よりお二方を招き、「梶井基次郎サミット」を行います。そのほか、逗留していた湯ケ島の散策や、追悼の会が行なわれます。持ち物は檸檬1個で、参加者定員は40名です。事前にお申し込みください。
2日目、3月7日(日)は、「梶井が聞いた音楽」と題した伊豆市文化協会のロビーコンサートが行われます。
1925年、帝国ホテルで行われたジル=マルシェックスによる演奏会を、尾原むつみ、平沢匡朗による再現で演奏と朗読をお届けします。
【開催日】2021年3月6日(土)
【開催場所】天城山荘(静岡県伊豆市湯ヶ島2860-1)
【定員】40名(事前申し込み)
【参加費】500円
【持ち物】檸檬🍋1個
【スケジュール】
12:30~13:00 受付(天城山荘)
13:00~14:30 《梶井基次郎サミット》
15:00~15:30 追悼の会・・文学碑へ檸檬を供える
【出演】
大阪:竹田勝氏
松坂:庄司佳伸氏
伊豆:神田航平氏
コーディネーター:鈴木基文氏
【開催日時】3月7日(日)
13:30~14:00 受付
14:00~16:00《再現コンサート》
「器楽的幻覚」朗読と梶井が聞いたコンサートの再現演奏
【開催場所】修善寺生きいきプラザ(静岡県伊豆市小立野66-1)
【出演】
[朗読]尾原むつみ(FMISパーソナリティ)
[ピアノ]平沢匡朗(洗足学園音楽大学講師)
【参加費】1000円
【定員】200名
下記①~③のいずれかの方法でお申し込みください
①Facebook「湯ヶ島檸檬忌 梶井基次郎」ページ内フォームより
②メールで e-mail:kurokan0314@yahoo.co.jp「神田航平」宛に
③電話・FAXで 「ものわすれの宿 船原館」宛に
電話0558-87-0711 FAX0558-87-0463