八丁池は標高1173mにある池で、以前は火口湖とされていましたが、最近の調査で天城山の斜面にできた活断層のズレによって谷の最奥部に窪地ができ、そこに水がたまったってできた断層湖であることがわかってきました。
池の周囲がスズタケ覆われているので別名「アオスズの池」とも呼ばれ、樹枝に泡状の卵を産みつける「モリアオガエル」の産卵地としても知られています。
池の名の由来は周囲が八丁(870m)あると言われていたところから名付けられました。
(実際には560m程度です)
付近は天城原生林に囲まれ、ヤマザクラ・アセビ、ツツジ・モミジなど茂り新緑・花・紅葉も見事です。
ハイキングコースとして人気のスポットです。
※国立公園の第2種特別地域内でもある特別保護地区ですので、八丁池周辺では様々な規制があります。
本来の生息地ではない植物を植える・動物を放すなどはもちろん規制されていますが、ハイキング中についやってしまいがちな草花を摘む、石を採集する、昆虫を採集するなども規制の対象ですので、気を付けてください!
もちろん特別保護地区内はキャンプ・焚き火等が禁止されています。
場合によっては検挙されることもありますので、注意してください。
【問い合わせ】0558-85-1056(伊豆市観光協会天城支部)
【URL】http://www.amagigoe.jp/
【アクセス】修善寺駅より東海バス45分「八丁池口」下車後徒歩120分