三十三観音のほか、たくさんの観音像が祀られています。観音様の御名を唱え、心に念じお参りすれば難病が快癒するのは勿論、交通難など諸難から免れます。寺としては珍しい山門(薬医門)が伊豆市の文化財に指定を受けました。
付帯施設:観音堂・三十三観音・七観音・非母観音・水子観音・大観音。
【観音霊場】檀信徒より寄進された三十三体の観音像は寺の裏山の山道に並んでおり、上へ登るほど霊験あらたかになります。
山の頂上にはお堂(七面堂兼絵馬堂)と「長寿の鐘」があり、この鐘を撞くと寿命が4年延びるといわれています。頑張って山頂まで登り、長寿の鐘を撞いてお堂にお参りしましょう。
【観音霊場の由来】
明応7年秋(西暦1498年)遠江大地震により大津波がこの地を襲い、一瞬にして三十数名の命を奪い全財産を失った後、悪病と食糧不足に陥り当地が修羅場と化しまさに生き地獄となった。
妙高山栄源寺三世観如院日理聖人は斎戒沐浴、三十五日間の断食をして、精魂込めて一心不乱に観音経を読誦(どくず)しながら艱難辛苦(かんなんしんく)の末、慈母観世音菩薩御尊像を完成し、苦難の村人を救済された。
それ以後近郷近在に広く伝承され、観音霊場として、その霊験あらたかなるを感知し、慧日破諸闇(えにちはしょあん)す ※もろもろの闇を破り、良く炎の風火をを伏し広大無辺なる智慧・慈悲を授く
所在地 | 〒410-3301 静岡県伊豆市小土肥617 |
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電話番号 | 0558-98-0534 |
URL | http://www.toi-annai.com/(伊豆市観光協会土肥支部) |
駐車場の有無 | あり(無料) |
参拝時間 | 参拝自由、御朱印は不定休 |
アクセス |
[バスで]修善寺駅よりバス40分「土肥温泉バス停」下車後、戸田行バスに乗り換えて5分、または土肥温泉バス停より徒歩25分 ※土肥温泉バス停前の観光案内所で自転車レンタルあり(自転車で12分) [お車で]東名沼津インターより・新東名長泉沼津インター伊豆縦貫道・伊豆中央道・修善寺道路、天城北道路、R136号線経由で県道17号に入る。車で75分 |