平成27年10月27日(火)~28日(水)に、伊豆市インバウンド推進プロジェクトチーム(以下IIP)では、タイ・バンコク市内の静岡県タイ現地観光連絡員と7つの旅行会社を訪問しました。
タイは基本的に親日国であり、日本を訪れる観光客(インバウンド)は、2013年に短期滞在(15日以内)のビザが免除された事や、LCC(低価格航空会社)の就航により確実に増えており、タイを本年度の重要なプロモーション対象地域として位置づけ、静岡県東南アジア駐在員事務所協力の下、実施しました。
静岡県では平成26年度に、タイ国内にタイ現地観光連絡員を設け、静岡県の情報の提供や、タイの旅行状況の調査などを行っています。
1日目(11月27日(火))にまず、静岡県タイ現地観光連絡員を務めるTuk(トゥック)さんに会い、タイの訪日市場についての話を聞き、「タイでは日本旅行への興味が高い」、「“東京―大阪間を巡るゴールデンルート”や“河口湖からの富士山”や“雪を体験できる北海道”は既に知られているが、それ以外の場所へ行きたいというニーズが高まっている」という事を教えていただきました。
今は伊豆市がどこにあるかは知られていないが、そのニーズに応えられる伊豆市は今が絶好のプロモーションの機会という事が分かりました。
そのあと、2日間(11月27日(火)、28日(水))で7つの旅行会社を訪れ、市職員からは伊豆市を巡るモデルコースを提示し観光スポットの写真を用いて伊豆市の紹介を行い、5名のIIPメンバーからは各観光施設の紹介や、市内の交通についての説明を行ないました。
いくつかの旅行会社からは、伊豆市を含めたツアー作りに取り組みたいという好意的な反応がありました。
【訪問先の現地旅行会社】
Quality Express、Joyful Holidays、J-Plan、World Surprise、ASAHI Travel Service、Six Stars、JTB
IIPにとって、タイ国内でのプロモーションは初めての試みでしたが、実際にタイを訪問し現地の生の声を聴くことで、タイ国内の旅行事情や、日本という国がどれほど人気があるのかが分かりました。
今回のプロモーションを『スタート』として、タイからのお客様の誘致に取り組んでいきます。
インバウンドとは、一般的に『訪日外国人旅行』の事を指します。
日本ではアウトバウンド(海外旅行)に比べインバウンドが少ないことから、政府では2003年より外国人旅行者訪日促進戦略を掲げています。
伊豆市でも外国人観光客の誘致を推進することを目的として、2010年に伊豆市と市内宿泊施設・観光施設・交通事業者と共に『伊豆市インバウンド推進プロジェクトチーム』(IIP)を結成し、海外・国内プロモーション活動や情報発信などの活動をしています。現在は、台湾やシンガポール、タイを重点地域と定めて、インバウンド事業を進めています。
【お問い合わせ】
伊豆市インバウンド推進プロジェクトチーム事務局(伊豆市役所観光課内)
[電話]0558-72-9911 [FAX]0558-72-9909