修善寺温泉場バスターミナルでバスを降り、修禅寺に向かう道の途中に小さな雑貨のお店『燕舎 GIFTSHOP&DESIGN STUDIO』があります。
扱っている商品は、燕舎でデザイン・開発したオリジナル商品や、店長の勝野さんが気に入って買い付けたもの。
燕舎にちなんだ燕モチーフの商品や、地元工芸作家が手掛けた手作り一点もの、レトロモダンなデザインのストールやハンカチ、手紙と一緒に香りを届ける文香や一筆箋など、修善寺温泉の雰囲気に合う和雑貨を中心に「ちょっと素敵な修善寺のお土産」をおいています。
燕舎の名前に「訪れた人に、また修善寺温泉に戻ってきてほしい」との思いを込め、ここから修善寺の魅力を発信しています。
燕舎のオリジナル商品は、デザイナーである勝野さんがデザイン・開発したもの。
外国人観光客に特に人気があるのは、ポストカード&切手のセット。オリジナルデザイン切手は実際に使えるので、購入してその場で故郷にメッセージを書く人もいるのだとか。希望すればペンも貸してもらえますよ。
その他、達磨山の麓の修善寺温泉らしい、絵付け木彫りの「だるまっ子」、100円で気軽にできる「だるまっ子みくじ」、燕舎がパッケージデザインを手がけた入浴剤など、かわいくてつい手に取りたくなる商品がいろいろ♪
《らしさを感じるおみやげづくり》
燕舎では、観光客や地域の方にも末永く愛してもらえるような、おみやげ品などの商品開発やリニューアルなどの相談も受け付けています。ご希望に応じて企画からデザイン制作、受託販売など行なっていますので、お気軽にご相談ください。また、共同で開発する静岡県内の企業や団体、個人などのパートナーも随時募集しています。
燕舎の店内には、竹久夢二作品をモチーフにした商品が、修善寺の雰囲気に溶け込むように並んでいます。
「実は夢二は修善寺温泉を訪れたことがあるんですよ」と、勝野さん。
夢二の日記の中で、最愛の恋人・彦乃との逢瀬のために修善寺温泉に訪れたことが書かれていることを教えてくれました。
実家の紙問屋の跡取り娘だった彦乃の父親に結婚を猛反対され、簡単に会うことが許されなかった夢二と彦乃。今から100年以上前の大正6年(1917年)、夢二の逃れた京都と、彦乃のいる東京の間で落ち合う約束で、修善寺温泉の旅館「凝雨来館(ぎうらいかん)」と「菊や」に滞在したことが日記に描かれています。
凝雨来館のあった旅館「のだや」はすでに廃業し、その後建物も焼失していますが、二人が短い時を過ごした旅館「菊や」(湯回廊 菊屋)は現在も営業しています。
ただ、その時の二人は人目を避けての逢瀬であったため、残念ながら今の修善寺温泉に二人の足跡は残っていませんが、「菊や」のすぐそばにある燕舎で、夢二の恋の残香を感じてみてください。
所在地 | 〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺825-2 |
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URL |
[Instagram]https://www.instagram.com/shuzenji_tsubame_sha/ |
お問合せ |
[メールアドレス]info@tsubame-sha.net [問い合わせフォーム]https://tsubame-sha.net/contact/ |
駐車場の有無 | なし(近隣の有料駐車場をご利用ください) |
営業時間 | 11:00~16:30 |
定休日 | 月・木曜日(+時々不定休) |
アクセス |
伊豆箱根鉄道修善寺駅から修善寺温泉行バス⇒終点『修善寺温泉場』下車 徒歩3分(日枝神社鳥居の東隣り) |
備考 |
英語対応可 |