「いずタビPickUp!」伊豆市の体験や特産品を購入できるサイトです。https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/booking/?category=1
こちらに掲載されているところにこちらに掲載されているところへ筆者が立寄り、体験したことをしたためます。
金(きん)と言えば価格上昇のニュースでよく耳にする、いわゆるゴールドのこと。皆さんの身近に金・ゴールドはあるだろうか?私は元カレにもらった金のイヤリングが今も宝箱の奥で爆睡していることを思い出す。(苦笑)
さて、ゴールドだが、その昔江戸時代から昭和にかけてこの伊豆でもたくさん採れていた。その場所が静岡県伊豆市にある土肥(とい)である。そこに金のテーマパークである「土肥金山」が様々な体験を提供しているということで、今回の潜入先はここに決めた。
土肥金山は年齢も来る人も様々で、ご家族連れはもちろん、2人組、団体、老若男女問わずとても賑わっている。わんわんカートなるものもあるので、愛犬とだって楽しめる!今回 土肥金山を訪れたのは井澤さん一家。サッカー少年2人とご両親といざ金山の世界へレッツゴー!
千両箱から大判小判がじゃらじゃら溢れているオブジェに集合したら、いざ!土肥金山へと足を踏み入れる。入口でご丁寧に挨拶してくれる門番がいるので全員で記念撮影だ。
土肥金山はさすが金のテーマパークというだけあって、要所要所にメインディッシュが多い!なんでこんなにネタが豊富なのだ!!と困るほどに楽しい。
道を進むと早速出迎えてくれるのは黄金の魚…って書くと金魚じゃないか、となるが、黄金の鯉である。一体何匹いるのだ?!鯉のえさを購入して「ほれほれ」と金をてなずけ気分上々に。そのまま探検気分が掻き立てられる坑内めぐりに出発だ。言い換えれば金山の中に入り込んで、江戸時代から昭和の時代を探検しに進むのである!
金山は平均温度19度で、夏は涼しく、冬は暖かく感じる。坑内めぐりでは当時の様子を人形たちが再現していたり、解説が書かれているので勉強になることはもちろんだが、金運がアップするようなパワースポットもあるので一つひとつ網羅していきたい!入口でもらえる地図は要チェックだ。
坑内は途中から随分と天井の高さが下がって、背が高い人だと頭をぶつけるかもしれない。奥に掘り進めることの作業の重みを感じざるを得ないくらい坑内は広く長い。奥に行けば行くほど酸素が薄くなるから酸欠に気を付けながら体力仕事をせねばならない。当時はある意味、死と隣り合わせの職業だったのだ。今回少年2人が体験している姿を見ると、子供の夏休みの自由研究にここはもってこいなのでは?、私も子供の時にここに来ていたら宿題はいっちょ上がりだったなと、いらぬ考えを巡らせた。
怪盗ルパンがいたら、絶対に土肥金山に来るだろう。そう思う程だ。なぜここに世界一の巨大金塊があるのだろう?!驚きを隠せない。坑内を出ると目の前に現れるのが黄金館で、ここで世界一の代物に触れることが出来る。
黄金館ではジオラマを通して採掘された金がどのように延べ棒や小判になって市場に出ていくのかを勉強することが出来る。「こうやって金になるのか~」なんて思っていた矢先、現れるコーナーが、金の塊に実際に触れるコーナーだ。触れる金塊は2種類あるが、1つ目でも相当重い。動かせるが持ち上がらない…!!!!少年2人も果敢にチャレンジ。ここは子供に大人気のコーナーだ。
そしてその隣に目をやると、持ち上げる気にもなれないくらいの金塊が威風堂々と待ち構えていた…!なんとギネスブックに認定されている世界一の巨大金塊だ。なんとその重量250キロ!!!金箔に伸ばすと畳7万枚以上!東京ドーム2.6個以上!金線にすると地球18周分…って、ダメだ、想像できない。(笑)
土肥金山には24金の純金粒を採取できる砂金採りコーナーがある。家族や仲間と来たら是非楽しんで競争して欲しい!スタッフの方がまずはレクチャーをしてくれるので砂金採りの極意を学ぶ。実はこれ温泉なので、冬でも暖かく挑戦できるのでご安心あれ。30分は意外とたっぷりあるなと思っていたのだが最後の5分になると欲が出てきて焦る。あと一粒!あと一粒が欲しい…!!!
ちなみに井澤家の砂金王はパパ。そして井澤家全員で25粒!おめでとう!そして上には上がいる。今年の記録を見ると1人で30粒以上採る方が!さらに過去の記録では100粒以上というツワモノも。あなたは何粒採れるだろうか?
頭も体も使い、ここで一休み。金山名物といえば、「純金モリモリソフト」!
ソフトクリームに金箔がふわりとまとわりつく一品。少年2人は抹茶をチョイス。渋いね君たち。4人分の純金モリモリソフトがついに出揃い記念撮影していると、団体さんが目の前を通過して何人にも「まぁ~!!!」「美味しい?!」「あとで食べるわぁ」とものすごい注目を浴びることとなった。
最後にお腹を満たしたら、金にまつわるお土産を選ぼう。人気ナンバーワンは金箔カステラ。カステラの表面には金箔が散らされているので開けた瞬間感動を呼ぶこと間違いなし!その他、手にしているだけで話題になっちゃう見た目が楽しいおみやげ物もたくさんあるのでじっくり選ばれたし。
土肥金山は盛りだくさん過ぎて記事にはしきれない。それが率直な感想だ。旅行の立ち寄り地、旅行の帰り道に遊び尽くして想い出の1ページにぜひ加えて欲しい。
~~ この記事を作ったのは? ~~
📝: さとあや|Aya Sato
📷: 齋藤洋平│観光カメラマン
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Instagram@伊豆市観光情報【公式】に、砂金採りのリール動画をアップしました。
旅の参考に是非ご覧ください。