「いずタビPickUp!」伊豆市の体験や特産品を購入できるサイトです。
https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/booking/?category=1
こちらに掲載されているところにふらりと立ち寄り体験をしたためます。
伊豆はどこに行ってもほとんど海がある。さらに伊豆半島の東側と西側は何か違う。町の景色やムードを作り出している大部分は、電車があるか・無いかが大きいと個人的には思う。電車と共に発展してきた街並みやスポットが伊豆の東側には点々とあるが、対して西側は、地球をそのまま感じられる場所が多いと思う。
伊豆での旅行に慣れた人たちの多くは、東側から始まり、何度も何度も訪れて、いつしか伊豆の西側にたどり着くイメージがある。同じ伊豆でも東と西でこんなにも表情が違うのか!と驚き、西側にハマる…なんて人は珍しくない。
ということで今回は地球をダイレクトに感じる伊豆の西側を自転車で走りながら、サイクリングの楽しさを綴ろうではないか。
土肥温泉には海に面した松原公園がある。ここでは季節ごとにイベントが開催される。日本で最も早咲きの土肥桜が咲くころには土肥桜まつりがあり、夏は海水浴を楽しむ人達で賑わい、大迫力のナイアガラ花火が打ち上がる土肥サマーフェスティバル海上花火大会では歓声が沸く。そんな公園内には観光案内所があって、レンタサイクルはここで借りられる。電動アシスト自転車かマウンテンバイクを選ぶことができるから体力に心配な人も安心だ。
「土肥神社」入り口には樹齢1000年超ともいわれる「平安の大楠」に迎えられる。奥に進めば御神木のイヌマキとクスノキの間に注連縄が張られ、「木樹の間潜り」と呼ばれる木くぐりができる場所がある。訪れたら願い事をしながらこの木の間を潜り抜けよう。
金のテーマパーク「土肥金山」には是非立ち寄って欲しい。園内では砂金採り体験や、250キロの金塊に触ることもできる。金塊250キロは聞くと見るとは大違いの大インパクトだ。どんなメンツと行っても楽しめること間違いなし。「お腹が空いた~」なんて時は入園料を払わずに入れる食堂もある。食堂の太刀魚天丼と喫茶コーナーの純金モリモリソフトはインパクト十分だ!
>>いずタビPickUp!「土肥金山編」https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=5929
心が太いね。いったいなんて読むのだろう。筆者は、最初読めなかった。
自転車で絶対立ち寄って欲しいのがココ!ところてんのお店「盛田屋」である。そう心太はところてんと読むのだ。店頭では三杯酢や黒蜜のところてんを選べ、さらにアイストッピングも出来る!苦手だった人も「盛田屋でところてんを好きになった!」なんて声も多数。
盛田屋を出たら上り坂だが電動アシスト自転車なので楽々。ほどなくして下り坂に。一気に視界が開け右側には海がバーンと広がり、地平線をダイレクトに感じる。すばらしい景色に目が見開いてしまう。ここは「土肥サンセットブリッジ」。名前が表すとおり、夕日を見るにも最高の場所である。しばし雄大な海を全面に感じながらまっすぐ進もう!
さらに数分進むと「富士見駐車場」がある。多くの観光客が足を止める絶景ポイントで、条件がそろえば富士山と海と空が同時に見られるぞ!
大きな看板が目印の「達磨寺(だるまでら)」は京都市上京区の法輪寺を本山とし、その分院として、この地に建立された。看板は黄色で目立つので絶対に見過ごさない。本堂には高さ5メートル、重さ3トンの日本一大きな達磨さんが。前にも横にもだるまだらけの本堂!そこにある一つの絵に注目したい。あまりに細かくて気づかないが、なんと一文字一文字のお経で描かれている。写真は無いのでこれは是非現地で発見してほしい。他にも色々あり書ききれないこの達磨寺。とにかく立ち寄るべし。
「DRIVE-IN Prima(ドライブインプリマ)」は富士山と海を見ながら本格和牛ハンバーグを楽しめる飲食店。2人はリッチにチーズハンバーグステーキを注文。(入ってすぐのショーケースには手作りケーキもあり、ランチのみならずカフェ利用としても見逃せない。)
お目当てのチーズハンバーグはナイフを入れた瞬間「じゅわーと肉汁が!」…って誰もが言ってしまう。めちゃくちゃジューシー、そしてチーズがとろーり。オーナー夫婦の明るさも魅力で、お二人に会いたくて通う人もいるだろうなと思う旅の想い出になるお店だ。
ランチの後はサイクリング再開!「恋人岬」まで約7分。一旦自転車から降りたら絶景の先端まではおおよそ700メートルの遊歩道が導いてくれる。たどり着いた先端は、遮るものが何もない180度以上広がる高台からのオーシャンビュー!感動するしかないという圧巻の景色。金色の愛の鐘は、愛する人の名前を呼びながら3回鳴らすと愛が成就されるとされる。鐘を鳴らした2人はテラスハウスで“恋人宣言証明書”を発行してもらえるので、カップル、ご夫婦は立ち寄ろう!(今回は仲良し女子サイクリングだからもらわないけど…)
いよいよ来た道を辿って帰路へ着く。最後はスタート地点でもある松原公園へ。ここには全国で初となる、津波避難タワーと商業施設を兼ね備えた「Terrasse Orange toi(テラッセ オレンジトイ)」が。一階にある「ありがとう」には特産品である野菜や果物が中心に並び、老若男女問わずいつも賑わっている。同じく一階には地元の大人気牛乳屋さん大木乳業が手がける「マジックアワーカフェ Porto101 (ポートイチマルイチ)」。こちらは駿河湾をバックにドリンクと一緒に写真を撮りたくなる映えメニューが待っている。
今回はラッキーなことに土肥桜まつり真っ最中。この時期は桜スタンプラリーも開催されていて、全部集めるとグッズがもらえるグッズがピンクで可愛かった!やったね!
土肥レンタサイクル(土肥観光案内所)
所在地 | 〒410-3302 静岡県伊豆市土肥2657-6(松原公園となり) |
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詳細・予約 | いずタビPickUp!詳細ページ |
~~ この記事を作ったのは? ~~
📝: さとあや|Aya Sato
📷: 齋藤洋平│観光カメラマン
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Instagram@伊豆市観光情報【公式】に、土肥レンタサイクルのリール動画をアップしました。
旅の参考に是非ご覧ください。